日々の残響β

マリみて新刊、三周くらい読みました。
色々思うことはありますが、ネタバレにつき続きに隠しておきます。

新刊を読んだら、見事にそっちに心を奪われてしまいました。
なんとか書き書きモードに持っていこうとしていたのに、読み手モードに強制的に切り替わってしまった模様・・・orz
というわけで、ジュンブラは７月にずれこんだわけです。
ちなみに予定では令由。
あえて祥祐を外したのには理由があるんですけどね。
余裕があったら他も出したいです（本命のアレとか）

そんな感じで四苦八苦している間に、某サイトさまにラヴメールを送りつけてみたりもしてました（ヲイ）
素敵な黄紅サイトさま。そのうちリンクに追加したいです。
そちらの管理人様とは色々と趣味が合いそうで（ガンパレとか種とか）
イザの名前にものっそい心が躍ってしまったのはここだけの秘密です。
いいですよね、イザ！

種といえば、某友人と約束したシンステ・・・。
忘れてないけどもう少し待ってねPさんorz

黄薔薇

とにかく、面白かった。
完全一人称での由乃視点って、もしかしてこれが初めて・・・・・？

菜々と令ちゃんの対決。
自転車にチャレンジ。
一見ばらばらな事柄のようなのに、しっかり繋がっていたんですね。
由乃が着実に未来に向かって突き進んでいる様が見てとれて、なんだか微笑ましく、同時に切なかった。
由乃から離れなきゃ、一人立ちしなきゃ、という令ちゃんの気持ちも前面に出ていて。
どうしても卒業を意識しなきゃいけないお話だった気がします。
由乃と令ちゃんはお隣同士で従姉妹だし、姉妹の関係にしたって、卒業したからって解消されるわけではない。
それでも、いつまでも同じスタンスではいられないし、それが成長ということなんだろうなぁ。
菜々の応援をした由乃へ「それでいいんだよ」と言った令ちゃんに、ちょっと涙ぐんでしまいました・・・・・。
令ちゃん格好いい。

で、本当に瑣末なことながら。
令ちゃんが「突き」を繰り出したことに、ちょっとひっかかりを覚えました。
というのも、中学生までは「突き」は禁止されているからです。
剣道をやる姉もいるし、家が道場である菜々が「突き」を教わっていても不思議ではないと思います。
ただ、普通部活では教えないし（場合によっては教えることもあるみたいだけれど）勿論公式の試合では禁止です。
生真面目と称される令ちゃんだから、フェアであるということに重きを置くなら、そこも合わせて欲しかったなぁとちょっと思ったのでした。
物凄く無粋な横槍だとは思いますが・・・・・（伏し目）
ちなみに、突きじゃなくとも吹っ飛ばされてしまうことはあります。
当たりが強い人が相手で体格差があると、転んでしまったり（男子部の先輩との地稽古でよろけたことも）
でも、たぶんその時のための受身の練習なんかはしないっすよ・・・。
それと、面の打ち方の描写もなんか引っかかったような・・・。
ああ。無粋でごめんなさい・・・・・。





仮面のアクトレス

二年生たちのやりとりにかなりドキドキさせられました。
由乃んへの志摩子の告白とか（笑）
祐巳と志摩子のいちゃいちゃシーンとか。
でも、三人や姉妹での仲良しっぷりが出るにつけ、瞳子が気になって・・・・・。
本当に、彼女に今何が起きているのでしょう。
瞳子のことだからぐるぐると考えて自分を追い詰めてしまってるんじゃないかって気がして。
考えてみれば、パラソルでの祐巳との衝突だって、瞳子も自分を追い込んでしまっていたせいでもあるんじゃないかと思うのですよ。
仮面のせいでそうと分からないだけで。
本当に、彼女の仮面は大したものですよね・・・・・。
瞳子。一人で苦しまないで～と終始おろおろしっぱなしだったのでした。




令祥

やっぱ、この二人の関係って良い！（ごろごろごろ）
挿絵もすっごく良くて、思わず顔がにやけました。
令の前だと肩の力が抜けるんですよね、祥子。
蓉子さまや祐巳の前とはまた違って。
令も、祥子の前だと由乃んや凸さまの前とは違う顔をしてます。
素面て言葉がぴったりだと思いました。
令祥がいっぱい読めるのは嬉しいんですが・・・・・。
やっぱりなんだか寂しくなってしまう今日この頃。
卒業に向けての準備なんだよって言われてるみたいで。